妙高市道の駅「あらい」往来スムーズに 国道18号上新バイパス500mが4車線化 12月6日午後2時供用開始

新潟県妙高市猪野山にある道の駅「あらい」前の国道18号上新バイパス約500mの4車線化工事が完了し、2024年12月6日午後2時に供用を開始する。新たに交差点も新設され、国道を挟んで東西にある道の駅への往来がスムーズになる。

4車線化で新設される「道の駅あらい中央」交差点(4日撮影)

同バイパスの延長は上越市中郷区市屋から妙高市を経て上越市下源入までの約24.6km。このうち上越市下源入から同市寺町北交差点までの延長11.6kmが4車線化しており、寺町北交差点から中郷区市屋までの延長13kmが暫定2車線となっている。

国交省高田河川国道事務所資料より

新たに4車線となるのは、暫定2車線区間のおおむね中間地点にある道の駅あらいに並行した約500m。「道の駅あらい中央」交差点も新設され、上越、長野両方面から東西の道の駅に出入りできる。またこれまで東西の両エリアは、道の駅あらい交差点にある地下道でしか徒歩で行き来できなかったが、横断歩道も新設され可能になる。

6日午後2時に4車線となる道の駅あらい前の上新バイパス(長野方面から)

上信越道にもスマートICで接続する同道の駅は、災害時の物資輸送や救援活動の拠点となる「防災道の駅」に指定されている。国交省高田河川国道事務所は「4車線化で防災の拠点である道の駅へのアクセスが向上する」としている。

4車線化で新設される「道の駅あらい中央」交差点の場所

記事参照元:上越タウンジャーナル