〈動画あり〉癒やしの庭園が完成 寺触れるきっかけに 上越市寺町2の善導寺 築山、滝など新たに

上越市寺町2の善導寺に、回遊式庭園「癒石庭園」が完成し6日、関係者による落慶式が行われた。

 庭園は境内の竹林を改修して整備。信徒の個人が寄贈し、造園作業を同市戸野目の英香園(伊藤えり子代表)が担当した。竹林になる以前は庭園だったといい、元からあった池や泉の周囲を回遊できる歩道を敷設。築山や滝が新たに造られ、野だてができる茶席も設けられた。

池の周りに遊歩道を巡らせた回遊式庭園。滝や植栽、鞍馬石で癒やしの空間となっている

 庭園内の各所には鞍馬石が使われている。板倉区の増村朴斎邸の庭にあった物を信徒が譲り受けた。鞍馬石には癒やしの効果があるといわれており、滝や木々とともに癒やしを感じてほしいという思いから、「癒石庭園」と名付けられた。

 庭園は一般市民に開放され、小学生によるライトアップも企画されている。10月に同寺住職に着任した吉田昌基さん(27)は「大変立派な庭園で、ありがたく思っている。誰にでも入れる庭になっているので、念仏やお寺に触れるきっかけになってほしい」と話している。

記事参照元:タイムスLite

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