「最高の日本ワイン」に選出 岩の原葡萄園の「深雪花」 サクラアワード
岩の原葡萄園(上越市北方)の赤ワイン「深雪花」が、アジア最大級のワインコンクール「サクラジャパンウィメンズワインアワーズ(サクラアワード)」で、最高の日本ワインに贈られる「〝グランプリ〟ジャパニーズワイン賞」を受賞し、20日に同社で授賞式が行われた。
サクラアワードは2014年、ワイン文化を深く国内に根付かせようとスタート。審査員の全員が女性で「寄せ鍋に合う」「焼き鳥に合う」「コストパフォーマンス」など、実践的な賞を設けて国内外のワインを発掘してきた。今回は国内外から約4500銘柄が出品され、「ダブルゴールド」「ゴールド」「シルバー」の賞を決めた。
「深雪花」は出品されたワインの中で最高の評価となる「ダブルゴールド」を受賞。最高の日本ワインの一つとして選出された。同アワードを主催するワインアンドスピリッツ文化協会(東京都)の田辺由美代表理事は「ブドウ品種の特徴がきちんと出ており、家庭料理に合い、エレガントで調和が取れていること」が受賞につながったと分析した。
一方で、ダブルゴールド受賞酒から選抜される「ダイヤモンド」選出はならなかった。同社の神田和明社長は「ここで満足せず、年月をかけレベルを上げていきたい」と意気込んだ。
記事参照元:タイムスLite