ラニーニャ現象発生で12月の降雪量多く 北陸地方3か月予報

新潟地方気象台は2021年11月24日、新潟県を含む北陸地方の12月から来年2月までの3か月予報を発表した。日本付近に寒気をもたらし、昨冬の豪雪時も発生していたラニーニャ現象が発生したとみられ、12月の降雪量は平年並みか多い見込みとなっている。

気象庁が11月10日に発表したエルニーニョ監視速報によると、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より低い状態が続くラニーニャ現象が発生しているとみられる。今後、冬の終わりまでラニーニャ現象が続かない可能性も40%あるが、続く可能性が60%と高くなっている。

3か月予報は次の通り。
【12月】平均気温は平年並みか低く、降水量と降雪量はいずれも平年並みか多い。寒気の影響を受けやすく冬型の気圧配置となりやすいため、平年より曇りや雨または雪の日が多い。

【1月】平均気温、降水量、降雪量のいずれもほぼ平年並み。寒気の影響をやや受けやすい。冬型の気圧配置の影響で平年と同様に曇りや雪または雨の日が多い。

【2月】平均気温、降水量、降雪量のいずれもほぼ平年並み。冬型の気圧配置の影響で平年と同様に曇りや雪または雨の日が多い。

記事参照元:上越タウンジャーナル

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

six + 15 =