妙高市で自衛隊車両が84歳男性はねる 胸部圧迫で死亡
妙高警察署によると2022年1月18日午後2時55分頃、新潟県妙高市関川の県道187号で、陸上自衛隊高田駐屯地の自衛隊車両が、同市栗原4の無職、金子明弘さん(84)をはね、金子さんは市内の病院に搬送されたが、同日午後4時17分に死亡が確認された。死因は胸部圧迫による失血死。
現場は国道18号から池の平温泉スキー場に登っていく片側1車線の県道上。同署によると、自衛隊車両を運転していたのは、同駐屯地の自衛官、隅谷透さん(31)。自衛隊車両4台が連なってスキー場方面から県道を下っていたところ、前から3台目の車両がスリップし、4台目を運転していた隅谷さんが、車を避けるため右にハンドルを切ったところ、反対車線に車を停めて外に出ていた金子さんをはねた。当時は雪が降っていたという。
陸上自衛隊第12旅団によると、事故を起こした自衛隊車両は第2普通科連隊の3t半の大型ダンプで、訓練を終えて池ノ平スキー場から同駐屯地に戻るところだった。金子さんは路側に車両を停めて除雪作業を行っていたという。自衛隊側にはけが人はいなかった。
同署が詳しい事故原因などを調べている。
同日午前9時の頸南消防署(妙高市田切)の積雪量は253cmだった。
記事参照元:上越タウンジャーナル