上越市出身・飯塚みずほさん 地元建設会社がCM起用 MCや歌マルチに活躍
新型コロナウイルスの感染拡大で活動の機会が大幅に少なくなっている芸能の世界。そんな中、MCや音楽活動、モーションアクターとして東京で活動を続けている上越市出身者がいる。飯塚みずほさん(23)だ。地元建設会社のCMに出演するなど、地元にも活動範囲を広げている。
―現在の活動内容は。
いろいろなジャンルの人たちと、歌を通してコラボレーションしています。キャラクターショーのMCやモーションアクターとしても出演しています。新型コロナの影響で、大きな会場のイベントは中止になり、地方での仕事もだいぶ少なくなってしまいました。
―新型コロナの影響で困ってしまったことは。
参加する音楽ユニットでのライブができていません。多くの人たちに音楽を見て、聴いてほしかった。そこで配信で楽曲を発表しています。
―地元企業の相村建設のCMに起用されました。
CM出演は初ではないですが、30秒という短時間での表現のために、長い時間をかけて、良いものを作っていく過程で「沢山の方が関わって創る」ことに、あらためて芸能の仕事への魅力を感じました。
―芸能活動で、自分自身変わったと思うことは。
仕事で周囲の人たちに「しっかりしているね」と言われることが増えました。下積みやいろいろな仕事で知識や動きが身に付いたと思います。
―一方で「変わらない部分」は。
小さな頃から積極的な性格で、クラスのリーダーや前に出る機会を求めていました。前に出たいという性格は変わっていないですね。
―4月から社会に飛び出す、あるいはやりたいことを探す人たちへのエールをお願いします。
MCのアルバイトをしていて、そこから現在の芸能活動までつながりました「やってみたい」という思いとか、好奇心だけでここまできました。コロナ禍で、できないことも増えてしまったので、興味のあることがあったら「まずやってみたらどうでしょう」と思います。
―今後のスケジュールなどを教えてください。
「揚げたポテトサラダ」のシングル3曲は各配信サービスでいつでも聴けるので、検索チェックしてもらえたらうれしいです。
上越市でも、何か仕事で貢献できたらと思います。お酒を造っている所も多いし、私自身日本酒も大好き。お酒のCMなどでお声掛けいただけたら、うれしいです。
【プロフィル】
上越市出身。MC、スーツアクター、モーションアクターの他、ジャズバンド、和太鼓とのセッションにも活動を広げる。2020年、漫画を原作にした「ギャルと恐竜」の実写版(TOKYO MX他)でもう一人の主人公、恐竜をスーツアクターで好演。同年にガキんちょ。・DJおすもうと「揚げたポテトサラダ」を結成し音楽活動をスタート。特技はカラオケで高得点を出すこと、絵本の読み聞かせ。23歳。ジークリエイトユニット所属。
▼インスタグラム
https://www.instagram.com/mmizuho.gram/
記事参照元:タイムスLite