架空料金請求詐欺でまた30万円被害 上越市の40代女性
上越警察署は2022年4月7日、新潟県上越市に住む40代女性から特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害の届け出を受理したと発表した。被害額は現金30万円。
発表などによると、3月26日午前、女性の携帯電話に実在する通信事業者のサポートセンターをかたる者から「確認したいことがあるので電話してほしい」という旨のメールが届いた。記載されていた電話番号にかけたところ、男の声で「動画サイト料金が1年間支払われていない、このままでは裁判になる」などと言われた。女性は電話をつないだまま市内の金融機関に行き、男から指示を受けながらATMを操作して、自身の口座から他人名義の口座に30万円を送金した。その後女性が家族に相談して被害に気付き、同日、同署に相談した。
上越市内では1月1日から7日現在、特殊詐欺被害が6件発生しており、被害額は約173万円。今月5日にも架空請求詐欺が発生したばかりで、同署では「一人で判断せず、警察など誰でも良いので、電話をかける前に相談してほしい」と呼び掛けている。
記事参照元:上越タウンジャーナル