マゼランペンギンにちなんだクラフト雑貨など77店 「マゼフェス」海浜公園で26日まで
新潟県上越市西本町4の海浜公園で25、26の2日間、マゼランペンギンにちなんだ手作り雑貨が集まるイベント「マゼランペンギンクラフトフェスタ上越」(同実行委員会主催)が開かれている。アクセサリーやポーチ、Tシャツなどのグッズ販売をはじめ、ワークショップやフードブースが77店並び、全国から訪れたペンギン好きや家族連れらでにぎわっている。午前10時から午後4時まで。
マゼランペンギンの飼育数日本一を誇る市立水族博物館「うみがたり」がある同市を、「日本で一番多くマゼランペンギンがくらすまち」として盛り上げようと、2016年から実施。「マゼフェス」の通称で親しまれ、今回は約60組のクラフト作家が出店した。開催は新型コロナウイルスの影響で3年ぶり5回目となる。
会場には財布やポーチ、トートバッグなどの布物雑貨や、皿、茶碗、花瓶などの陶器、イヤリングやネックレスなどのアクセサリーと、さまざまなブースが並ぶ。
関西を中心に百貨店などを回るポップアップショップ「ペンギンバザール」のブースでは、全国の人気作家20組によるペンギングッズ約200種類を販売している。
また、関西ではおなじみの大阪名物「北極アイス」も販売。ペンギンがデザインされたレトロなパッケージが特徴で、「アイスキャンデー」(180円)、「カップアイス」(320円)などがある。
子供たちでにぎわったのは天然石アクセサリーや消しゴムはんこを使ったハンカチ制作などのワークショップブース。15〜20分ほどでできる風鈴作り体験は、アクリル絵の具で自由に絵付けし、最後に好みの色の紐と短冊を付けて完成させる。体験した小学1年生男児(7)は「好きな色で絵を描けるのが楽しい。玄関に飾りたい」と笑顔を見せた。
竹内隆幸実行委員長(47)は「3年ぶりの開催でも多くの人が来場され、マゼフェスの名前も定着してきたと感じる。子供から大人まで楽しめるブースが集まっているのでぜひ足を運んでほしい」と話している。出店情報などの詳細は公式ホームページから確認できる。
記事参照元:上越タウンジャーナル