ワセダクラブ北信越支部ラグビースクール 高学年チーム初の単独出場で優勝 報告会で感謝と喜び
上越地域の子どもたちが所属する「ワセダクラブ北信越支部ラグビースクール」の高学年チームが、12日に富山県で開かれたライオンズ杯に初出場し、優勝の栄冠に輝いた。19日に上越市の高田城址公園陸上競技場で報告会を開き、スクールメートや保護者らと共に喜びを分かち合った。
同スクールの高学年チームはこれまで人数が少なく、大会へは他のチームとの合同で出場していた。本年度からは人数がそろい、単独チームで各種大会に臨んでいる。
ユニホームの新調など、気持ちも新たに迎えた交流大会(5月、新潟市)では全勝。次いで初出場したライオンズ杯でも、チームの持ち味である「助け合い」「チャレンジ」の精神で奮戦。単独チームとして初タイトルを獲得した。
この日はヘッドコーチの鈴木順さん(45)、キャプテンの和栗煌峨(こうが)君(春日小6年)らが優勝を報告。鈴木さんは「選手だけでなく、みんなの協力あっての優勝ということを忘れないで。ラグビーは試合を通じて楽しさが倍増し、体も心も強くなれる。次の大会も全員で助け合いましょう」と呼び掛けると、子どもたちは大きな声で「はい」と応えていた。
和栗主将は今大会を振り返り、「日頃の練習を試合に生かし、チームメートがトライしやすいようサポートを頑張った。優勝はとてもうれしい」と喜びを示していた。
高学年チームは今後、25、26日に燕市で開かれる日本海大会に出場予定。山形、群馬、福島、富山、新潟各県のチームと競い合う。
チームは随時、メンバーを募集している。興味のある人に体験を受け付けている。問い合わせは鈴木さん(電090・9424・8331)へ。
記事参照元:タイムスLite