栄喜堂菓子店 朝市食材でゼリー 旬の果物など使用 二・七の市で販売
上越市本町5の栄喜堂菓子店は7月2日から、高田の朝市で販売している果物などを使用した新商品「朝市ゼリー」を販売する。二・七の市のみの限定販売となる。
二・七の市や四・九の市の出店者が取り扱っている果物を、水ようかんの技法を生かしてゼリーにした。使用する果物は入荷状況によって異なり、旬の味が楽しめるようになっている。
同店は今年2月から二・七の市に出店しており、大判焼きなどを販売している。夏の新商品を検討していたところ、朝市で取り扱っている食材のレベルの高さを知り、朝市の魅力が詰まったゼリーを作ることにした。
初回は小竹青果のデコポン、藤本青果店のジューシーオレンジ、松島青果のゴールドキウイの3種入り。ゼリーは美しいグラデーションがかかっている。また、果物を切る際には同じく朝市出店者のリビングセンターくらべが販売するナイフを使用している。
商品開発を担当した浅野項一さん(37)は「子どもの頃から、親や祖父母と朝市に通って楽しんでいた。この文化を伝えていくきっかけになれば。よく冷やして、風呂上がりに食べるのが最高」と話す。
材料によって販売価格は変動するが、250円から300円程度になる見通し。常設商品として、道具屋矢澤商店のコーヒーを使用したコーヒーゼリー(300円)を併せて販売する。
記事参照元:タイムスLite