上越産小麦で作ったパン味わって! 26日まで上越市の小竹製菓で新麦フェア

「小竹のサンドパン」や「笹だんごパン」で知られる小竹製菓(小竹孝雄社長、新潟県上越市南高田町)は、2022年11月26日まで、新麦を使ったパンやクッキーをピーアールする「雪の下こむぎ新麦フェア」を開いている。今年6月に同市柿崎区で収穫した上越産小麦を使ったパンを販売するコーナーを店内に設置。新作を含めたパン5種のほか、クッキー3種を販売している。

店内には新麦フェアのコーナーを設置

同社は上越産小麦を使った全粒粉のパン作りを目指し、雪や寒さに強くパン作りに適した品種「ゆきちから」の栽培を2019年から柿崎区の専業農家、田中基輝さんに委託している。毎年6月に同社スタッフらも柿崎区のほ場での収穫に参加しており、これまでは収穫した小麦で「雪の下こむぎクッキー」3種(各453円)、「雪の下こむぎパン」を販売してきた。

柿崎区のほ場で行われた刈り取り作業(2020年6月)

フェアは新麦のおいしさのピーアールのほか、新商品を味わってもらうことなどを目的に初めて開催した。

新作パンは岩の原ワインで煮たイチジクを使った「オーガニックいちじく&くるみはちみつ」(432円)、ゴボウ、ニンジン、レンコンなどが入る「根菜の金ごまサラダ」(324円)と「ロースハム&チーズエッグ」(324円)の3品。おなじみの「あんバター」(270円)や「くるみブレット」(248円)も並ぶ。いずれも小麦は製粉の際に熱で風味や栄養価が壊れないよう石うす挽きを採用した。

フェアで新登場したパン

小竹加洋子店長は「小麦を使ったパンは風味を楽しめ、栄養価が高い。小麦は空に向かってまっすぐ伸びることから、縁起も良い。この機会に新麦を使ったパンをぜひ味わってもらえたら」と話している。

新麦を使ったパンは午前9時30分頃から順次店頭に並ぶ予定。営業時間は午前9時〜午後6時30分。定休日は日、月曜。問い合わせは小竹製菓025-524-7805

記事参照元:上越タウンジャーナル

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