並行在来線の魅力を発信する「しゅしゅクラブ」が発足10周年

2013年に並行在来線の魅力を発信しようと発足し活動を続けてきた市民団体「しゅしゅクラブ」が発足から10周年を迎え10日、直江津学びの交流館で記念講演会を開催しました。

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「しゅしゅクラブ」は上越・糸魚川・妙高の地域を想う女性たちで結成されています。現在メンバーは97人。女性ならではのアイディアや感性で「在来線」や「駅舎」「沿線」を盛り上げるイベントや活動をこれまで行ってきました。

第1回子ども列車の車内(2016年11月)

この日行われた記念講演会には、しゅしゅクラブの会員を始め、来賓として上越市の前市長、村山秀幸さんなども出席。合わせて31人が参加しました。最初にしゅしゅクラブ代表を務める宮崎朋子さんがリモートで挨拶をしました。

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しゅしゅクラブ代表を務める宮崎朋子さん「発足の大きなきっかけは北陸新幹線の開通でした。地域の足としての並行在来線がどうなってしまうのだろうということから始まりました。その後、地域の協力を頂きながら様々なイベントを行うことができました」と、これまでを振り返りました。

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そして、この記念講演会では湯沢町で唯一の観光ガイドとして数多くのお客様に地域の魅力を伝える現役バスガイドでにいがた観光カリスマにも認定された、なぐも友美さんを講師に呼び「地域をより良く表現する観光の仕掛けづくり」についての講演も行いました。講演の中でなぐもさんは「知らないところ、興味のない所には人が来ない。自分の住んでいる地域の魅力をもっとSNSなどで発信していくことも大切。ファンを呼び込む工夫が大事」と話しました。

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最後にしゅしゅクラブ代表の宮崎さんに今後の活動について伺うと「メンバーの高齢化が進み市民団体としての課題もあるけど会員と相談しながらもう一段新しいレールを繋げていけたらと思う。並行在来線を盛り上げたりというのは市民団体だけでは立ちゆかないということをこの10年で知ったので企業や地域と一緒になってやっていきたい」と話してくれました。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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