直江津南小児童が「互の市」を復活!
上越市直江津商店街で休止していた「互の市」を15日(木)上越市立直江津南小学校の児童が復活させ多くの買い物客で賑わいました。
「互の市」は、直江津商店街で開かれていましたが高齢化などで出店者が減り、おととし春から休止していました。
直江津南小学校の6年生52人は、地域の魅力や人口減少について学ぶ中で町ににぎわいを生み出そうと商店街と協力して互の市の復活に取組みました。
15日は、冬型で荒れ模様の天気となったため、本来の会場である「互の市広場」ではなく学校の体育館で開かれました。会場には、児童が手作りした雑貨のほか、板倉区や清里区などの野菜や特産品などが並びました。
訪れた人
「ネギと棚田米の食べ比べセットを買った。値段も手頃で良い。」「明るい声と普段使わない丁寧な言葉づかいで良かった。」
出店者
「子どもたちが商売上手で想像以上の売れ行き。商品の量をもっと持ってくれば良かった。この経験を大切にし、大人になった時の良い思い出になれば。」
これは、児童が考えたシールラリーです。朝市と直江津駅前商店街で買い物をして、シールを2枚集めると景品がもらえます。買い物で町を歩きながら商店街の魅力を知ってもらうねらいがあります。ラリーには、25店舗が協力しました。
直江津駅前商店街振興組合 重原稔 専務理事
「商店街とコラボしたいと子どもたちから言ってくれた。それがすごく嬉しかった。昼間営業している店は子どもたちのためなら協力するとお互いの気持ちが一緒になり、この事業が出来た。町のために何かをして喜んでもらう経験をたくさんし、直江津のことを好きになるきっかけになれば嬉しい」
15日は4年生も参加して、クイズなどで会場を盛り上げていました。
児童
「お客さんがたくさん来てくれて嬉しい。」「来てくれた人の忘れられない思い出になってほしい。互の市がこんなところなんだと知ってもらいたい。」「魅力のある直江津の町にして、これからも互の市を続けられたら。」
児童は今後、互の市広場をまちづくりにどう活かすか考えて、アイデアを町内会などに提案することにしています。
直江津南小学校 きらきら互の市
1月の「おじゃまします!みんなの学校」で放送
記事参照元:上越妙高タウン情報