大雪で物流に影響 上越市一部のスーパーは品薄状態に

新潟県内は記録的な大雪で19日（月）から柏崎市の国道8号などで立ち往生が発生したり高速道路が通行止めになるなど交通障害が起きました。この影響で上越市内のスーパーマーケットなどでは長岡方面から配達されるはずの商品が一部届かず、欠品となるなど物流へ影響が出ています。

上越市の「ナルス上越インター店」では通常、見附市の物流センターから1日最大で5回、トラックで商品を運搬していますが、雪の影響で19日（月）の午後は運搬が見送られました。きょう20日（火）の午前には一部の商品が入荷しましたが、肉や魚は通常の２割程しか届かず、正午時点で、菓子パンなどを中心に一部の商品が欠品状態となりました。

客
「きのう、いつものパンがなかった。きょうもやっぱり無かった」
「魚やパンを買おうと思った。とくにパンが少ない」

ナルス上越インター店 島田竜也店長
「物流が麻痺。商品が届かない状況。いまは在庫でお客様に迷惑がかからないよう、ある商品で対応している。情報を共有して対応していきたい」

一方、上越市のガソリンスタンド中村石油では、雪の影響でガソリンが届かず、今朝は給油の量を1台10リットルに制限して販売しました。

その後、昼前に売り切れとなりましたが、午後４時過ぎには補充され、解消されました。

このほか今朝は一部の新聞が配達できす、大幅な遅れ、またはあす21日（水）の配達となっています。

高田河川国道事務所によりますと午後4時現在、国道8号線では、柏崎市内で車が立往生している所があり、上越市柿崎区法音寺で通行止めとなりＵターンするよう誘導しています。

また、ネクスコ東日本によりますと北陸自動車道では、下り線の上越ICから中之島見附ICで通行止め、米山ICと柏崎ICは閉鎖となっています。

いずれも解除の目途はたっていません。

ネクスコ東日本の担当者は、今週末再び大雪が予想されていることから気象状況と道路状況を確認し、不要不急の外出を控えるなど無理のない行動をするよう呼びかけています。

このほか、20日はえちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインで一部列車の区間運休が発生しました。

記事参照元：上越妙高タウン情報