雪の事故で上越市の3人が死傷 名立区の40代男性死亡
新潟県上越市は2023年2月13日、雪による事故で2月10〜12日に3人が死傷したと発表した。名立区で40代男性が死亡したほか、高田地区と大島区で2人が重軽傷を負った。雪の被害による死者は市内では今冬初。
自宅付近の除雪中に死亡
名立区では10日、除雪のために外出した40代男性が、雪上で心肺停止の状態で発見され、死亡が確認された。男性が発見されたのは自宅付近で、近くにはスコップが置かれていたという。外傷はなかった。同日午前9時の名立区森の積雪は34㎝だった。
90代女性転倒し骨折
このほか、11日午後1時頃、高田地区の90代女性が自宅前の道路を除雪中に雪で滑って転倒し、家族が119番通報した。女性は左大腿骨転子部骨折の重傷を負った。
70代男性は川に転落
12日午後3時30分頃には、大島区で70代男性が自宅裏で除雪中に川へ転落した。男性は自力で川から上がったが、背部痛、低体温の疑いで救急搬送された。軽傷の模様。
市によると雪による今冬の人的被害は死亡者1人、重傷者5人、軽傷者3人となった。
記事参照元:上越タウンジャーナル