トルコ・シリア大地震で救助活動 「被災者から感謝の言葉を」 上越市の消防局員が報告
トルコ・シリアを襲った大地震で、国際消防救助隊として派遣されていた新潟県の上越地域消防局の職員が帰国し、過酷な現地の状況について上越市長に報告しました。
日本の国際消防救助隊として被災地で救助活動を行ったのは上越地域消防局特別救助隊の岡田俊介副隊長です。
およそ4万7000人が亡くなっているトルコ・シリア大地震。
岡田副隊長は今月9日に被害の大きかったトルコ南部のカフラマンマラシュに入り、6日間、倒壊した建物の下敷きになった人の救助にあたりました。
【上越地域消防局 特別救助隊 岡田俊介 副隊長】「(倒壊建物の)一番上を穴を開けたとしても、その次がまだあって、何層壊していかなくてはいけないのかというくらい要救助者のところに到達するためには、やはり時間がかかる」
救助では、音響探知機や救助犬を活用。被災者から感謝の言葉をもらったと語りました。
【特別救助隊 岡田俊介 副隊長】「『ジャパン、ジャパン』と握手を求めていただいたりとか、感謝の言葉をかなり掛けていただいた」
岡田副隊長は被災地支援の一つとして義援金への協力などを呼びかけました。
記事参照元:BSN