上越市の観光を盛り上げるためには?観光ボランティアガイドが中川市長に要望

観桜会や謙信公祭などで活躍する上越市の観光ボランティアガイドが24日(金)に中川幹太市長を訪ね、市の観光を盛り上げるために何が必要かなど、現場からの要望を伝えました。

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市長を訪ねたのは上越市の観光ボランティアガイド4人です。いずれも20年以上の経験をもつベテランです。市によりますと、今年度ガイドが観光客を案内した実績、高田城址公園観桜会でおよそ1700人、夏の観蓮会が2100人、謙信公祭では170人ほどでした。案内は市に登録するガイド68人でこなしました。新年度からは、新たに4人が加わる予定です。 Still0224_00005

こうした状況を踏まえて、市長が今後のガイドの在り方について次のように話しました。

中川市長
「観光ボランティアや有償ガイドをもっと増やしてほしい。外国人も呼んでいかなければ。スキー場にたくさん(外国人)来ている。上越で観光して食事を」

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上越市観光ボランティアガイド 斉藤一永さん
「現役は高齢化。若いガイドがたくさん増えれば。(インバウンド)実際たくさん来ている。案内する必要がある。これからの課題」

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中川市長は、公約の重要な柱に通年観光の実現をあげ、花見や海水浴とはちがう季節に縛られない観光の強化を目指しています。

ガイド側から通年観光を目指すためにも、観光施設の快適な環境づくりを訴える声も聞かれました。
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上越市観光ボランティアガイド
「26年で一番辛いのは、観光客に食事、休憩、土産処がないと言われること」

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上越市観光ボランティアガイド
「比較的(魅力が)分散している。ある程度中心に集めて1か所にドンと」

中川市長
「まさしく今その計画を作ろうとしているところ」

上越市観光ボランティアガイド 斉藤一永さん
「(通年観光)今の観光ボランティアを軸に膨らませていけばいい。十分対応可能」

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市が今週20日に発表した新年度の予算案では、通年観光について具体的な予算付けはありませんでした。市では、観光の重点エリアを「高田」「直江津」「春日山」の3つに分けて、各地域の住民などと話し合いを重ねながら、具体的な事業計画を練る年度と位置づけています。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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