直江津港に新型タグボート 高い操船性、環境に配慮 日本海曳船「妙高丸」
新潟港、直江津港で曳船(タグボート)業務を手掛ける日本海曳船(新潟市中央区)はこのほど、直江津港に高い操船性と環境配慮に優れた新型タグボート「妙高丸」を配備した。
妙高丸は総トン数190トン、最大速力は14・46ノット、最大曳航力は53・7トン。360度回転可能なZプロペラ2基を搭載、全方位に自由な操船が可能。日本海特有の北西からの季節風に対しても対応できる設計が施されている。
また、主機関の排気を煙突で行うことで燃料油の燃焼効率が向上、同社の既存船と比べ14%の燃料消費量削減効果があったという。
同社は直江津港に5隻のタグボートを配備。入港するLNG(液化天然ガス)船の入出港をサポートしている。同社は「県内港湾の機能充実と強化に貢献していく」としている。
記事参照元:タイムスLite