桜の下、笑顔も満開 新潟上越市高田城址公園で4年ぶり稚児行列

きらびやかな衣装で観桜会の会場を練り歩く稚児行列=4月2日、上越市本城町

桜が満開となった新潟県上越市本城町の高田城址(じょうし)公園で2日、4月8日の釈迦(しゃか)の誕生日を祝う「花祭り法要」が4年ぶりに行われた。法要に先立ち、きらびやかな衣装をまとった子どもたちによる稚児行列も披露され、花見客らから「かわいらしい」と歓声が上がった。

市内の浄土真宗の寺院でつくる「高田仏教会」が100年近く前から、花見の時期に合わせて開催。新型コロナウイルスの影響で、2019年春を最後に中止されていた。

稚児行列には、市内在住や縁のある2〜8歳の子どもたち7人が参加。白いゾウをかたどった高さ2メートルほどの像を台輪にのせ、地元の小中学生ら約40人が引いて先導した。公園内にある「釈迦堂」に到着すると、僧侶らに続いて釈迦像に甘茶を掛けてお祝いした。

母親が上越市内出身という神奈川県の小学2年男子児童(7)は妹と参加。男子児童は「たくさんの人がいて緊張したけれど楽しかった。またやってみたい」と笑顔だった。

記事参照元:新潟日報デジタルプラス

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