〈動画あり〉大きな演武で魅せる 22日から武術太極拳ジュニア五輪 篠田琉太朗選手(春日中3年) 2年連続全国へ
武術太極拳の第31回JOCジュニアオリンピックカップ(22・23日、大阪府熊取町)に、上越市太極拳協会ジュニアカンフー教室に所属する篠田琉太朗(りゅうたろう)選手(14、春日中3年)が2年連続3回目の出場をする。昨秋の北関東大会で総合2位に入り、連続で出場権を得た。大きな体を生かしたダイナミックな演武を披露する。
園児の頃からカンフーを始め、高志小3年の終わりに初めて今大会に出場した。現在は週2回、謙信公武道館などで練習に励んでいる。学校では吹奏楽部に所属し、金管楽器のチューバを演奏している。
182センチ、67キロと大柄で、手足の長さを生かしたダイナミックな演武が持ち味。体の柔軟性や身体能力が高く、跳んだり回ったりの激しい動きにも耐え得る。体が大きい分だけ、「ミスをしたら目立つ」と細心の注意を払う。
出場する長拳Bの種目は素手で演武する徒手、棍(こん)や刀(とう)の道具を用いた計3種類。試合は採点方式で、技術面と、力強さや動きの切れなど魅せる要素を評価する芸術面の合計で争う。決められた規定の動きをいかに減点なくやり通すかが重要。「ジュニアで出られる最後の年なので、15位以内を目指して頑張りたい」と目標を話す。
カンフーの経験を生かし、将来は仮面ライダーやウルトラマンなどの特撮映画に出演するスタントマンなどのような「スーツアクター」になりたいという。
◇記事動画
記事参照元:タイムスLite