上越地区中体連の大会 14の地域クラブなどが出場可能に

中学校の土日祝日の部活動を地域のスポーツクラブなどが今年度から段階的に引き受けているなか、土日に開催されることの多い中体連の大会に、上越地区の14の地域クラブなどが出場できることになりました。

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これは、29日(月)開かれた上越市の部活動改革について話し合う会議で明らかになりました。市教育委員会は国の方針に基づき、今年度から土日祝日の部活動を地域のスポーツクラブなどに段階的に引き受けてもらう計画を進めています。ねらいは過重勤務が問題になっている教員の負担を軽くすることです。

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こうしたなか、土日などに開催されることの多い上越地区中学校体育連盟主催の大会について、上越地区の14の地域クラブなどが今年度から出場できることになりました。種目は新体操、バレーボール、卓球、バドミントン、剣道の5つです。

これにより、現職の教員が土日祝日に生徒を引率することが減ると見込まれています。あわせて、少子化で部員が足りず大会に出場できなかった生徒が、スポーツクラブのメンバーとして出ることができます。

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一方、教員が部活動に積極的に取り組もうと、スポーツクラブに出向いて指導を望んだ場合は、市教育委員会などから「兼職兼業」を認められます。その場合は、休日出勤手当ではなく、スポーツクラブから教員に報酬が支払われ、保護者側もその費用負担としてクラブに活動費を支払います。

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上越市中学校体育連盟 相澤顕 会長
「部活動をしたい教員は、兼職兼業で地域の指導者としてあたってほしい。学校が長年やってきた部活動を、簡単に地域に任せられるとは思っていない。一緒に考えながらやっていることを分かってほしい」

記事参照元:上越妙高タウン情報

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