絶滅危惧種「イソスミレ」発見!海辺の植物を観察 上下浜小
身近な砂浜で大発見!
海をテーマに学んでいる上越市立上下浜小学校の児童が31日(水)、学校近くの海岸でどんな植物があるかを調べて貴重な絶滅危惧種を見つけました。上下浜小学校の4年生11人は「海は宝物か?」をテーマに学んでいます。31日は学校から歩いて10分ほどの三ツ屋浜海岸で、どんな植物が生えているか調べました。講師は上越教育大学の五百川裕教授です。
児童は「ハマボウフウ」や「ハマエンドウ」など海辺ならではの植物を教わりました。その中で「イソスミレ」という植物をみつけます。五百川教授は「海辺にしか咲かないスミレ。砂浜が少なくなってしまって数が減り、絶滅危惧種になっている。三ツ屋浜の中で生育しているのはここだけ」と説明しました。児童
「(名前に)浜が付く植物が多い。ハマボウフウはカリフラワーみたいなのに名前に浜が入っていておもしかった。ふだん見ていなかったけど海にこんなに植物があるんだと思った」児童
「チガヤは育つとふわふわになることが分かって良かった。珍しい花があっておもしろかった。花を大切にしたいと思った」
児童はこのあとも「海は宝物か?」をテーマに、ゴミ問題や砂浜が減っている様子などを学ぶということです。
記事参照元:上越妙高タウン情報