4区の地域協議会が地域おこし協力隊と勉強会 手を取り合って町づくりを

町づくりを進めようとしても、ひとつの自治区だけでは人手が足りず思うようにならない……そうした悩みを解決しようと、上越市の4つの地域協議会が地域おこし協力隊と勉強会を開き、今後は互いに手を取り合って課題にあたっていこうと動き出しました。

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勉強会を開いたのは牧区、清里区、板倉区、中郷区の4つの地域協議会です。会場には各区の委員などおよそ50人が参加し、それぞれの区で活動する5人の地域おこし協力隊を招いてその取り組みなどを聞きました。

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実は、同じ地域にいながら、隊員が地域協議会と連携する機会はあまり無かったといいます。

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板倉区地域協議会 平井達夫 会長
「4区に隊員がそろった。これからは、地域をおこすために(地域協議会と協力隊)同じ目標に立って進むべき」

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このうち清里区櫛池地区で活動する髙木桂さんは、坊ヶ池の施設でカフェを運営したり、小学生と一緒に地域の朝市を復活させるなど、積極的にまちづくりに取り組んでいます。

髙木さんは「農育連携」というキーワードをあげて、子どもたちが地域の農場などで活動すれば郷土愛を育めると話し、地域協議会に協力を呼びかけました。

髙木桂さん
「地域の皆さんにも協力してもらい、子どもの活動場所をつくることで多世代交流が生まれ、住民が誇りを持てる活動をしたい」

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また、板倉区寺野地区に去年着任した福井拓也さんは、シバザクラを生かした観光イベントを企画する一方で、地域協議会の会議にも顔を出して地域とのコミュニケーションを図ってきました。

板倉区地域協議会 平井達夫 会長
「地域外から来た人は全然違う、(地域のことを)新鮮な目で見てくれる。これからは互いに何かあれば相談したり意見を求めあっていく。そうでないと活性化にはならない」

福井さんは、人手不足だからこそ地域の力をひとつにまとめたいと話します。

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板倉区地域おこし協力隊 福井拓也さん
「これまでイベントなどを開き、地域の人の協を力得るのは自分たちだけでは難しい部分もあった。地域協議会は地域の人との関係が深い。一緒にできればさらに大きな力になる」

記事参照元:上越妙高タウン情報

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