「久遠チョコレート」 仲町の福祉事業所「また明日Labo」が今秋から製造販売へ

障がいなどを理由にフルタイムで働くことが難しい人の仕事を支援しようと、福祉事業所「また明日Labo」が今年4月に上越市仲町3丁目に開設されました。主な仕事はチョコレートや焼き菓子の製造で、働く時間を自分で選ぶことができます。利用者の作る菓子は、全国でチョコレートや焼き菓子などを製造・販売する「久遠チョコレート」の商品として、今年の秋からの販売される予定です。

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福祉事業所「また明日Labo」は、学習塾や福祉事業所を運営する上越市の「井手塾」が開設しました。対象は、障がいなどを理由にフルタイムで働くことが難しい18歳以上の成人です。

テリーヌ スタンダード13枚

写真提供:また明日Labo

主な仕事はチョコレートや焼き菓子の製造です。このうちチョコレートは、材料を溶かしてから型づくりをしてカットします。このほか、ドライフルーツのカット、商品のラッピングなどがあります。

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また明日Labo 管理者 久保田麻理恵さん
「チョコレートを作る作業を通して、生活・職業スキルの向上を支える」

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厨房の隣には、菓子の売り場があります。利用者の作る菓子は、全国でチョコレートや焼き菓子などを製造・販売する「久遠チョコレート」の商品として販売されます。販売は今年秋からの予定です。

事業所では利用者を募集しています。定員は20人、働く時間は午前9時30分から午後3時30分の間で、時間、勤務日数などは相談できます。また見学も受け付けています。

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厨房と売場の間は大きなガラス窓に

また明日Labo 管理者 久保田麻理恵さん
「(利用者は)お客様が商品を選んでいる表情を見ながら作業ができるので、やりがいが感じられる施設になると思う。自分の出来ることを1つずつ積み重ねられる場所になってほしい。また、地域でも愛される店・施設になってほしい」

ドライフルーツ・イメージ集合 斜め

写真提供:また明日Labo

就労継続支援B型・生活介護事業所 また明日Labo
■問い合せ:℡025-530-6020

※ご覧の記事は、2024年05月21日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30

記事参照元:上越妙高タウン情報