人気YouTuberのヒカキンさん 閉校控えた母校の妙高高原南小をサプライズ訪問

新潟県妙高市出身で人気YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)さんが、2023年3月に閉校する母校の市立妙高高原南小学校(渡辺修司校長、53人)をサプライズ訪問した。いずれもYouTuberで兄のSEIKIN(セイキン)さんと、幼馴染で同級生のMasuo(マスオ)さんの3人で校舎を巡り、児童と交流する様子などを自身のチャンネルで公開している。

動画は「閉校になる母校にサプライズで登場してみた」というタイトルで1月10日、ヒカキンさんのYouTubeチャンネル「HikakinTV」にアップされた。

サプライズは昨年10月、創立150周年と閉校を記念した学習発表会で行われた。児童や保護者約150人が集まる同校体育館に3人で登場し、児童らと共に記念の絵を制作したほか、校歌を歌いヒカキンさんが涙する場面もあった。

児童らの前にサプライズ登場する(右から)ヒカキンさん、セイキンさん、マスオさん(HikakinTVより)

児童へのメッセージでマスオさんは「南小で皆が一緒に学んだお友達は宝物。ここで出会えた仲間をこれからも大切にしてほしい」、セイキンさんは「妙高で生活できる今を大切にして、何か一つで良いので自分の好きなことに全力で取り組んで」と呼び掛けた。

ヒカキンさんは「夢をかなえられるのは自分の夢を信じてかなえようとした人だけ。皆の可能性は無限大なので頑張ってください。主役は君です」とエールを送り、「妙高の地に生まれ、南小を卒業したことを心から誇りに思います」と語っていた。

全校児童らと行った記念撮影(同)

また動画内では、3人が卒業以来となる母校で教室や校庭を巡りながら思い出を語り、当時を懐かしむ様子も収められている。

教室で談笑する3人(同)
校内を巡り思い出を語った(同)

今回のサプライズは同校後援会などでつくる150周年閉校記念実行委員会が、児童の思い出づくりのため昨年度企画し、渡辺校長らがオファーを続け実現した。渡辺校長は「南小で学んだことを財産に自信と誇りを持って、くじけそうになった時も3人の言葉を思い出してそれぞれのステージで頑張ってほしい」と願った。

同校は1872年11月に創立し、本年度が150周年に当たる。児童数減少などから4月に市立妙高高原北小学校と統合される。統合後は妙高高原小学校として北小の校舎を利用し、約105人が通う見込み。

記事参照元:上越タウンジャーナル

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