自衛隊に入隊する若者にエール!女性は過去最多の11人
この春、自衛隊に入隊・入校する若者にエールを送る激励会が、18日(土)上越市で開かれ、36人が決意を新たにしました。
激励会は、現職自衛官の保護者でつくる県自衛隊家族会高田地区協議会が開いています。コロナ禍で4年ぶりの開催となりました。
上越地域からは、この春、36人が入隊または入校する予定です。
来賓として挨拶した中川市長は「近年は大規模な自然災害が頻発し、自衛隊の仕事が幅広くなっている。初心を忘れず力強く頑張ってほしい」とエールを送りました。
このあと、先輩隊員4人が後輩を激励しました。そのうち、去年春に入隊した高田高校の卒業生 中村雪乃さんは、同期の大切さを伝えました。
中村雪乃さん
「自分は体力がなく、銃を持って長距離を走る訓練では、後ろから同期に背中を押してもらっていた。同期と支え合い、厳しい教育を乗り越えることができた。仲間や上官との出会いを大切に、向上心を持って過ごしてほしい」
入校予定者
「小さい頃から働く車に興味があり、自衛隊車両がかっこいいと憧れた。中学生になってからは誰かのために尽くす仕事がしたいと思い、自衛官を志した。信頼されるように頑張りたい」
また、ことしは36人のうち、過去最多の11人が女性です。
入隊予定者の一人、杉野蓮香さんは「祖父が自衛官で、その姿を身近に見て育ち憧れた。女性同期が多くて心強い。国を守れるように頑張りたい」と決意を述べていました。
入隊は、来月末の予定です。
記事参照元:上越妙高タウン情報