直江津港で外国貨物船が岸壁に接触 けが人や油の流出はなし

上越海上保安署によると2023年8月3日午後1時半頃、新潟県上越市の直江津港で、着岸しようとした外国籍の貨物船が曲がりきれず、岸壁に接触し動けなくなった。約1時間後に民間のタグボートによって岸から離され、着岸した。乗員にけがはなく、油の流出は確認されていない。

直江津港で岸壁に接触した外国船(上越海上保安署提供)

貨物船は、直江津港でスクラップを積むために入港したパナマ籍の「Yu Chang(ユーチャン)128」で、中央ふ頭木材岸壁に着岸しようと曲がっていたところ、曲がりきれずに船尾が岸壁に接触し、戻ることも進むこともできなくなった。船は総トン数3299トン、長さ約114m、幅約18.8mで、中国人の乗組員14人が乗っていた。船は自走できる状態で、損傷程度や事故原因は調査中。

当時の気象状況は晴れで視界良好、北北東の風6m、うねりはなかった。

※上越海上保安署は当初、貨物船が浅瀬に乗り上げたと発表していたが、その後の調査で乗り上げたのではなく岸壁に接触したことが判明したとして訂正した。


貨物船の座礁位置

記事参照元:上越タウンジャーナル

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