暖房の効いた店内で味わう“冬かき氷” 上越市大貫1で日曜限定のかき氷専門店営業中

新潟県上越市大貫1に雪国上越では珍しい、冬でも「かき氷」を提供する専門店「ひまわりこおり」がある。旬のフルーツで作った特製ソースをはじめ、自家製の練乳やあんこ、白玉などがたっぷりのった本格かき氷を夏と変わらず提供。「夏の風物詩」のイメージが強いかき氷だが、暖房の効いた店内で雪が舞う外を眺めながらふわふわのかき氷を味わう「冬かき氷」はいかがだろうか。

冬でも氷旗や「かき氷」ののぼり旗がはためく

同店は障害者や高齢者支援などを行うNPO法人ささえ愛みんなの家が運営する「喫茶たんぽぽ」で、日曜のみ営業している。介護福祉士で現在は通信制大学で福祉を学んでいる店主の清水芳子さん(42)が、全国のかき氷店を食べ歩きするうちに「上越に大好きなかき氷を一年中食べられる店を」と、今年7月にオープンさせた。

氷は小林製氷工場(下門前)の氷を使用し、ふわふわに仕上げている。おすすめは自家製にこだわった本格かき氷(900円)だ。

「お汁粉かき氷」

「お汁粉」は練乳をベースにこしあんがたっぷりかかり、白玉5個をトッピング。中にはつぶあんが入る。「いちごミルク」はイチゴたっぷりのソースの上に生クリームをトッピング。中には切ったイチゴとあんこ、白玉、練乳が入っている。ほかにココアミルクベリーや紅茶グレープフルーツ、きな粉ミルク金時、宇治金時がある。

また旬のフルーツなどを使い季節を意識した、月替わりや1日限定のかき氷も提供。12月の「りんご」は、ヨーグルト練乳をベースに旬のリンゴを使ったソースがかかり、中には食べやすく切った焼きリンゴとレアチーズ風クリームが入っている。

同店のインスタグラムには桃やトウモロコシ、メロン、梨、イチジク、ブルーベリー、栗などを使ってこれまで提供された様々なかき氷の写真が並んでいる。

「いちごミルク」(左)と12月限定の「りんご」

ブルーハワイやイチゴといった定番のシロップかき氷(300円)は10種類あり、白玉(3個)やあんこ、練乳などは100円で追加できる。テイクアウトも可能。冬になり温かいお茶などの飲み物をサービスしているほか、無水カレー(600円)や鍋焼きうどん(700円)もある。

清水さんは「冬に寒い気持ちはよく分かる。店内を暖かくしているので、ぜひかき氷を」と話している。クリスマスをイメージしたかき氷を試作中で、バレンタインの季節にはチョコレートを使ったかき氷も予定しているという。

クリスマスの飾り付けをした暖かな店内

営業時間は日曜の午前10時〜午後3時30分。年内の最終営業日は12月24日で、新年は1月7日から営業する。

▽ひまわりこおりInstagram

「ひまわりこおり」が営業している「喫茶たんぽぽ」

記事参照元:上越タウンジャーナル

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

1 × 2 =