居心地のいい店に 直江津駅近くに食堂オープン 子ども連れ気兼ねなく ミナト不動産
上越市西本町1のミナト不動産(小谷茂社長)はこのほど、同町内に「味菜十(みなと)食堂」をオープンした。直江津駅に程近い、まちなかに立地。子ども連れでもゆっくり食事が楽しめるよう配慮した、居心地のいい店を目指している。
コンセプトは「新しいけど、懐かしい」。小谷社長(45)が「40~50代の子育て世代が子どもの頃、親と通ったような店」と話すように、落ち着いた内装と、シンプルなメニューが特徴。
お勧めという豚角煮丼と牛すじ丼(各950円)をはじめ、からあげ定食(同)や焼肉定食(1100円)、しょうゆラーメン(750円)など。子ども向けのメニューもある。夜はおつまみが充実する。
席数はテーブル、座敷、カウンターの合わせて36席。座敷は壁で仕切られ、表側からは見えない。そのため小さい子ども連れでも周囲の視線を気にせず食事をすることができる。スタッフは育児の大変さを心得ているため、安心感がある。
いずれは民間の放課後児童クラブとして子どもたちの居場所をつくり、働く親を支援したいという構想も。そのためにも、姫川将人店長(38)は「地域に密着した営業をしていきたい」と意気込む。
かつては近所に住む大人たちが、子どもたちを見守っていてくれた。今度は自身の店が、子どもたちの居場所になれれば。小谷社長は「散歩や駄菓子屋に行く気軽さで、子どもを連れて行ける居心地のいい場所にしたい」と願っている。
住所は上越市西本町1―16―1。営業時間は午前11時~午後2時30分、午後5時~同9時30分(ラストオーダーは30分前)。日曜定休。店前に約10台が駐車可能。問い合わせは同店(電070・8913・9858)へ。詳細はインスタグラムを参照。
記事参照元:上越タイムス電子版