上教大附属中吹奏楽部 自分たちの音楽奏でる 西関東大会に木管八重奏で出場

部活動での練習風景。自分たちで表現を話し合い、音楽を作っていく
西関東大会に出場する木管八重奏チームのメンバーたち

上越教育大附属中(杉本知之校長)吹奏楽部の木管八重奏チームは、2月3日に群馬県高崎市で開かれる西関東アンサンブルコンテストに出場する。全国大会出場を目指し、自分たちで作り上げた音楽を奏でる。

出場するのは丸山集さん(2年、フルート、ピッコロ)、秋元才惺君(1年、フルート)、阿部真帆さん(2年、クラリネット)、阿部沙耶さん(2年、同)、宮川胡春さん(2年、アルトサックス、ソプラノサックス)、細谷幸未さん(2年、テナーサックス)、保坂幸奈さん(1年、バリトンサックス)、丸山愛生さん(1年、バスクラリネット)。

昨年10月からアンサンブルのチームを組み練習を重ねてきた。12月10日に上越文化会館で開かれた県大会で金賞を受賞し、同月17日に長岡市で開かれた代表選考会で県代表の座を勝ち取った。

演奏する曲「哀歌~『佐渡情話』の物語によるバラード」は佐渡に伝わる悲恋の民話をモチーフにした吹奏楽曲。アンサンブルは指揮者がいないため、音楽作りもメンバーが主体になって行う。曲中に登場する日本海の波がどんな波で、どのように演奏するか、民話に登場する男女の恋心をどのように表現するかなど、8人が意見を出し合って決めている。

リーダーの丸山集さんは「自分たちがやりたい音楽を積極的に考えている。自分たちがしてきたことを信じて演奏したい」と意気込む。

記事参照元:上越タイムス電子版