園児が観光客おもてなし えちごトキめき鉄道「雪月花」冬季特別運行 新井コース企画

海外からの観光客に手作りのこまを贈る恵信会ときわこども園の年長園児
旗を振り「雪月花」を見送る子どもたち

えちごトキめき鉄道は26日と2月3日、「えちごトキめきリゾート雪月花」の冬季特別運行新井コースを企画。このうち26日は妙高市下町の恵信会ときわこども園(笠原千鶴留園長)の年長園児14人が新井駅ホームでおもてなしを行った。

同日は香港、シンガポール、台湾などからのツアー客29人が乗車した。園児は一人一人手作りしたこまをプレゼント。観光客は喜んで受け取り、日本語で「ありがとう」と応えていた。園児は旗を振って「また来てね」と「雪月花」を見送り、「楽しかった」「うれしかった」などと笑顔で話した。」

地元のジャズバンド「EVER GREEN」によるジャズコンサート。子どもたちも楽しんだ

◇地元グループジャズ演奏会 新井駅待合室コンコース

「雪月花」の出発に合わせて新井駅待合室・コンコースでは地元のジャズバンド「EVER GREEN(エバー グリーン)」によるジャズコンサートが開かれた。ジャズの定番曲が甘い音色で駅舎に響き、観光客らを喜ばせた。

園児も鑑賞し、メロディーに合わせて体を揺らした。メンバーは子どもたちが大好きな一曲、となりのトトロ「さんぽ」も奏でた。

リーダーの吉田富男さん(74、キーボード)は「子どもたちも聞いてくれてうれしかった。一般の方も来ていただき、一緒に楽しんでほしい」と願った。

ジャズコンサートは2月3日も午後1時30分から約1時間開かれる予定。

記事参照元:上越タイムス電子版