上越市のアマチュアバンド「ROCK’N’ROLL SUICIDE」 日本武道館に向け18日に決勝コンテスト

新潟県上越市を拠点に活動している4人組アマチュアロックバンド「ROCK’N’ROLL SUICIDE」(ロックンロールスーサイド)」は、「ロックバンドの聖地」と呼ばれる「日本武道館」(東京都千代田区)のステージ出演を懸けたコンテストにエントリーしており、2024年2月18日に東京・新宿LOFTで開かれる決勝コンテストへの出場を決めた。リーダーの永見伸之さんは「武道館は一度は上がりたいステージ。もう半ば諦めていたが、こんなチャンスが巡ってくるとは。(決勝コンテストに)自信を持って出場する」と意気込んでいる。

ROCK’N’ROLL SUICIDE(バンド提供写真)

イベントや配信、プロダクションなどの各事業を手掛ける一般社団法人「AARFes」が2026年に武道館を会場にしたイベントを企画。同法人が主催するライブが武道館企画の予選を兼ねており、2023〜2025年度の3年間を通して実施される。

18日の決勝コンテストは、2023年度に出場したバンドから、観客と配信の投票で上位を獲得したROCK’N’ROLL―を含む6組が出演する。6組のうち、観客、審査員、配信の投票で選ばれた上位2組が2026年度に開催予定の最終決戦へ出場できる。最終決戦では3年間で選出された計6組が日本武道館のステージ出演を懸けて競う。

2月18日に開催される決勝コンテストのちらし

本年度の予選は昨年4月からスタートし、各地で開かれてきた。オリジナル、コピー、弾き語りなど自由な形態で出演でき、ROCK’N’ROLL―が出演したのは昨年11月。投票の結果、2023年度の3位に見事選ばれ、決勝コンテストへの出場が決まった。

ROCK’N’ROLL―は2002年より同バンド名で活動。「明るく、楽しく、激しく!」をモットーに、ボーカル&ギターでリーダーの永見伸之さん、昨年加入したギターのMASAKIさん、ベースの吉越浩国さん、ドラムの寺尾昭人さんの40〜50代の4人で構成し、これまで、アルバム3枚、ミニアルバム2枚をリリースした。地元上越を中心に、新潟、富山、東京など精力的に各地でライブを展開するほか、2年に1度、ワンマンライブも開いている。

永見さんは「応援し続けてくれるファンの方々がバンド継続の原動力。武道館のステージで我々が演奏する姿を見せてあげたい」とファンにメッセージ。「いつも大きなステージで演奏しているイメージを持っていた。ぜひ実現させたい。この機会に我々バンドにもっと市民の皆様にも興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。

右からMASAKIさん、永見さん、寺尾さん、吉越さん(バンド提供写真)

決戦ライブは一般来場者とゲスト審査員、配信による投票で順位が決定するため、メンバーは「ぜひ応援してほしい」と投票を呼び掛ける。前売りチケットは3000円、配信は2500円。配信チケットは出演するバンドを選択して購入すると、選択したバンドへ1票が入るシステムとなる。

配信チケット購入はhttps://twitcasting.tv/c:aarfes/shopcart/278909

rocknrollsuicide2002.wixsite.com

aarfes.amebaownd.com

記事参照元:上越タウンジャーナル