直江津港と国道253号直結へ 都市計画道路「黒井藤野新田線」900mが3月22日開通

新潟県上越市の黒井から三田新田までを結ぶ都市計画道路「黒井藤野新田線」のうち、県が整備を進めてきた頸城区西福島・下吉から福橋の国道253号までの900m区間が、2024年3月22日正午に開通する。直江津港と国道253号が直結し、県営南部産業団地へのアクセス向上や交通分散による国道8号の渋滞緩和などが期待されている。

都市計画道路「黒井藤野新田線」の頸城区側(2024年3月19日撮影)
(県上越地域振興局地域整備部提供)

黒井藤野新田線は、黒井の直江津港から国道8号、県営南部産業団地などの工業地帯、国道253号を順に横断し、上新バイパス三田ICへとつながる全長約5.31kmの道路で、県と市が区間を分けて整備を進めている。

今回開通するのは、県施工区間2050mのうち、保倉川に架かる全長81mの福吉橋を含む暫定2車線の900m。2005年度から整備が進められていた。

頸城区側からの空撮(同)
福橋(国道253号)側からの空撮(同)

残る未整備区間は、県施工区間が福橋から県道小猿屋黒井停車場線(三ツ橋)までの1150m、市施工区間が三田新田から県道小猿屋黒井停車場線(同)までの1090mの計2240mとなる。

開通区間の頸城区側の起点

記事参照元:上越タウンジャーナル