観桜会と一緒に!円筒形の建物「春秋会館」で光と音のアートイベント30日(土)開催
観桜会にあわせて、上越市本城町の上越地域振興局隣りにある円筒形の建物「春秋会館」を会場にしたアート作品が今月30日(土)の夜に公開されます。
去年の作品
[Cinder Ella in Under Water -水中のシンデレラ-]
30日(土)午後7時から午後9時に公開されるアート作品は「pray to Flames -炎に祈る-」です。会場となる春秋会館をライトアップし、その前には建設用足場と金属板を組み合わせて作る高さ5メートルのオブジェが展示されます。インストルメタルバンドNABOWAのヴァイオリン担当・山本啓さんが選曲した「瞽女」をイメージした音楽に合わせて、ライトで炎を表現する演出が行われます。
作品を公開するのは上越市在住の美術家、相馬久人さんです。相馬さんは独学で美術を学び、以前に熱帯魚の店を経営していたことから、アクアリウムアートに彫刻などのアートを組み合わせた作品を手がけています。
春秋会館
相馬さんは上越市に残る今は使われていない円筒形の建物「春秋会館」に興味を持ち、その貴重な建築物を広く知ってもらおうと、観桜会の時期に合わせて去年初めて、建物を利用した屋外アート作品を公開しました。
去年の作品
[Cinder Ella in Under Water -水中のシンデレラ-]
今年は1月1日に起きた能登半島地震、相次ぐ高田の火事など、大きな災害が続いているため、その復興の思いを込めて、上越市内の企業と協力してアート作品を公開するということです。
相馬久人さん
「大きな地震やいくつもの建物を巻き込んだ火災などがあり、今年初めから上越地域に暗い空気が漂っています。上越にも私のような活動をしている美術家がいることで、少しでも明るい話題、明るい気持ちになってもらえればうれしいです。桜の花見と一緒に、その日だけしか楽しめない特別なアート作品を楽しんでください。」
また、春秋会館前の駐車場では30日(土)、31日(日)の2日間、上越市岩木で花とコーヒーを販売している店「VINCULO」が中心となってチャリティイベント「花見きぶん。」が行われます。ビンクロによるコーヒーやドライフラワーの販売をはじめ、長野のたこ焼き屋「laba laba(ラバラバ)」、チーズとカヌレの店「ciel(シエル)」が出店してグルメも楽しめます。こちらの収益の一部は能登半島地震で被災した上越市民への義援金として寄付するということです。
Pray to Flames -炎に祈る-
■日時:3月30日(土)19:00~21:00
■会場:春秋会館(上越市本城町5-3)
■入場:無料
■問い合せ:TEL090-3752-8355(合同会社CROSS ARTS PROJECT)
■ホームページ:https://crossarts.pro/
同時開催 チャリティーイベント 花見きぶん。
■日にち:3月30日(土)、31日(日)
■出店:VINCLO(コーヒー、ドライフラワー)、laba laba(たこ焼き)、ciel(カヌレ)
記事参照元:上越妙高タウン情報