吉川区長峰城址散策道の雪割草観賞 色とりどりの花、今が見頃
吉川区長峰の長峰城址で23日、雪割草の見学会が開かれた。参加者は土塁上にある散策道を巡りながら、色とりどりに咲く雪割草の花を観賞した。
見学会は「ゆったりの郷」が主催。雪割草を植栽、管理している「越後長峰城址保存会」(上野正会長)がガイドを務めた。
同日は風雨の中、約20人が参加。雨で花びらが閉じ気味だったが、残雪のある散策道の周辺には赤やピンク、薄紫の雪割草が数多く咲き、それぞれにかわいらしい姿を見せていた。参加者は気に入った花を写真に収めるなどしていた。
上越市の高田地区から友人と訪れた女性(71)は「自然の景観の中で咲く雪割草の姿は趣深いものがある」と話していた。
同保存会によると、雪割草は今が見頃で、4月中旬まで楽しめる。また同所ではヤマユリ、ヒガンバナ、キキョウが植えられており、四季折々の花が楽しめる。
記事参照元:上越タイムス電子版