新潟県交通政策局港湾整備課は、上越市港町1丁目の県有地で土壌調査を行ったところ、基準値を超える有害物質が検出されたと26日(金)に発表しました。
県が調査した場所は、佐渡汽船直江津港カーフェリー乗り場の近く、上越市港区1丁目の県有地です。今年5月15日に土壌を採取したところ、鉛、ヒ素、フッ素の3種類が基準値を超えて検出されました。
県は、県生活環境の安全等に関する条例に基づき、上越市あてに7月26日付けで届出を行いました。
上越市によりますと、周辺に飲用の井戸はないということです。
市では、汚染の広がりの状況を把握するため、周辺の地下水調査を行うことにしています。