アート研究の集大成 上越教育大芸術系コース ミュゼ雪小町で展示

上越教育大(上越市山屋敷町、林泰成学長)芸術系コース「美術」による卒業・修了研究展が25日まで、同市本町5のミュゼ雪小町で開かれている。学生が研究報告や美術作品展示を行っている。開場時間は午前10時から午後6時(最終日は同3時)まで。
大学での学びの成果を地域に発信する機会として毎年実施。本年度は大学院修了生5人が出展した。研究は美術の授業開発や作品制作に対する考察、授業実践などの内容をパネルにまとめた。作品は彫刻や立体、インスタレーション(空間表現)を展示。一部の作品は触ることができ、視覚だけでなく触覚で鑑賞できる。
修了生の渡部咲季さんは「先生方の手厚い指導があり、激務の中でも作品を出すことができた。地域と関わり、親しみを持ってもらえたことで、集客にもつながっている」と語った。
22日午後1時から同2時までギャラリートークを実施する。
記事参照元:上越タイムス電子版