雪かき用シャベルのメーカー 注文相次ぎ例年の2倍生産

本格的な雪のシーズンを前に、雪かき用のシャベルを生産する上越市のメーカーには注文が相次いでいて、従業員が塗料の吹きつけや出荷作業に追われています。

上越市にある農業用機械などのメーカー オギハラ工業では、昨シーズンの大雪の際に雪かき用シャベルの注文が相次ぎ、在庫も含めて売り切れました。
今シーズンの降雪に備えるため、会社では例年より2か月ほど早い6月からシャベルの生産を始めましたが、これまでに完成したシャベルはすべて売約済みになっているということです。
さらに、雪が降り始めてからでもいいのでシャベルがほしいという注文が相次いでいるということで、会社では今シーズンの生産量を例年の2倍に引き上げました。
工場では9日も従業員がシャベルに塗料を吹きつけたり、トラックに積み込んで出荷したりする作業に追われていました。
この会社では、例年は年内に生産を終えるということですが、今シーズンは需要に応えるため来月まで生産を続け、完成したシャベルは県内外のホームセンターなどで販売されるということです。
オギハラ工業の荻原拓実ゼネラルマネージャーは「地元の方々に愛用されているのを見て、これからも少しでも多くのシャベルがお客様の手に届くよう生産していきたいです」と話していました。

記事参照元:NHK

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