上越市2年連続減額で一般職平均69万円 公務員に冬のボーナス 中川市長は56万円

公務員に冬のボーナス(期末・勤勉手当)が2021年12月10日、支給された。新潟県上越市は、支給月数を一般職で0.075か月減額し、平均支給額は平均年齢44歳で昨年より約2万2000円少ない約69万円。11月9日に就任した中川幹太市長にも在職期間に応じて約56万円が支給された。

支給月数の減額は、民間企業との格差解消のため減額を求めた人事院や県人事委員会の給与勧告などを踏まえたもので、期末手当の引き下げは昨年に続き2年連続。開会中の市議会12月定例会の初日に条例を一部改正して適用した。

一般職は期末手当の支給月数を1.250か月から1.175か月に引き下げ、勤勉手当を含めた支給月数は2.175か月から2.100か月となった。正規職員以外の会計年度任用職員は、待遇改善に向けた段階的な引き上げを行っており、0.325か月増額し平均約8万円が支給された。

特別職も支給月数を1.625か月から1.600か月に引き下げた。中川市長は在職期間が約1か月のため、条例に基づき満額の30%に当たる約56万円、11月8日に退任した村山秀幸前市長は80%の約134万円が支給された。副市長は支給月数は減少したが、村山前市長の在職期間に限り適用していた10%の減額措置が終了したため、約12万円増額し約140万円。その他の特別職は約1万8000円〜3万円減額し、教育長約121万円、ガス水道事業管理者117万円。市議会議員の平均は約83万円。

一般職、特別職、会計年度任用職員合計3481人に総額約13億7772万円が支給された。

記事参照元:上越タウンジャーナル

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