蒸気機関車の裏でミニ四駆大会!直江津D51カップ初開催
蒸気機関車の乗車体験ができる直江津D51レールパークの扇形庫の中で、ミニ四駆の大会が18日、初めて開かれました。
このミニ四駆大会は「直江津D51カップ」と名付けられ、OGミニ四駆実行委員会の運営のもと、レールパークの中で初めて開かれました。会場に用意されたのは1周約36メートルの立体コースで、複数のレーンチェンジやマシンのジャンプを誘うスロープなどの仕掛けが施されています。
大会には地元の愛好家が集まり、ジュニアクラスに9人、一般のクラスに15人が参加。タミヤ公式ルールの下、トーナメント戦で最速を競いあいました。
ジュニアクラス優勝の小学6年生、勝島愛斗さんは「難しいコースもだんだん攻略できるようになったし、電車も見れてすごくおもしろかった」と勝利を喜んでいました。また一般の参加者も「列車関係のこの油のニオイが好きですね」「職場の人とやっていて交流深める意味で来たが、レールパークは初めて入った。今度は子どもを連れて遊びにきたい」
またマシンのメンテナンスピットが展示車両の真横に設けられていたことで「普段じゃ考えられない。どっちかというとこの列車に目が行って、レースに集中できない」と会場に圧倒されている人もいました。
えちごトキめき鉄道によりますと、鉄道とは直接関わりのないジャンルのイベントがレールパークで開かれたのは初めてということです。同社の池田香羊さんは「2月にミニ四駆大会に出店してグッズ販売したら、参加されてた人が電車とかメカニックなところが好きな人が多かった。レールパークも普段来られるのはファミリー層。ミニ四駆も親子でやる人が多いのでD51の前で大会はしたらどうかと実現した。7月以降もいろんな新しいイベントを企画している。ぜひいらしてください」と話しています。来月16日(土)にはレールパークでビアガーデンも行われるということです。
なお、特設コースはあす19日(日)まで設置されていて、愛車を持ってレールパークに入場した人はフリー走行を楽しむことができます。
記事参照元:上越妙高タウン情報