女子プロサッカー・吉村碧(みどり)選手(大潟区出身) 強国・スペインで挑戦  1対1強みDFで活躍

大潟区出身でサッカー女子のスペインリーグで活躍している選手がいる。スペイン2部リーグ「カセレニョ フェメニーノ」に所属する吉村碧選手(29)で、サッカースタイルに興味があった同国のリーグに挑戦し3年目。ワールドカップ(男子)でも優勝歴のある強国でサッカーの技と戦術を磨いている。

スペインリーグに挑戦3年目の吉村選手(7月下旬、大潟区に帰郷した際に撮影)

 大潟町小1年からサッカーを始め、地元の頸北FCリベルタ、OFCファンタジスタで男子と一緒にプレー。女子チームJJWISHにも所属し、ナショナルトレセンのメンバーにも選ばれた。高校は聖和学園(宮城)に進み、その後、武蔵丘短大(埼玉)でインカレ3位に輝いた。
卒業後、なでしこリーグの大阪高槻、伊賀FC、岡山湯郷に所属。「高校がバルサ(FCバルセロナ)押しの高校。そこからスペインが好きになって。当時は一人で行く勇気が出なかったけど、10年越しにそこでサッカーをしてみたい」と2020年3月、単身スペインに渡った。
コロナ禍のロックダウンなどもあり、同年8月からプレー。2021年8月から2チーム目の現チームに所属。9月から始まる今シーズンも所属する。2部リーグ南部で2位の実力を有する。
今後について「ステップアップしていきたい。今年、チームで1部に昇格できたら一番いいけど、そうじゃなくても1部のチームに呼んでもらえるような成績を残したい。世界トップクラスの選手たちと一緒にピッチで試合し、肌で体感してみたい」と抱負を話す。

スペインリーグに挑戦3年目の吉村選手(7月下旬、大潟区に帰郷した際に撮影)

 DF(サイドバック)での自身の強みは、攻撃参加と体力という。攻守局面での1対1を得意とし、何度も攻撃を仕掛ける。今のチームでは守備で評価を受けているとし、「守備での良さを生かしつつ、持ち味の攻撃でも活躍し、アシストやゴールにもこだわっていきたい」と話す。
日本人選手は基本的技術は外国の選手より優れているが、「勝負強さやサッカーの中のずる賢さは向こうの選手が上。日本人、外国人それぞれの良さがある」とみて、双方の長所を取り入れている。
大潟区の実家の両親に、一番応援してくれると感謝。「プロだからこそ、地域に還元できることもあると思う。子どもたちをはじめ地域の方々に元気と笑顔を届け、恩返ししていきたい」と故郷への貢献に意欲を見せる。「サッカーを通じて成長したり、いろいろな人、いろいろな文化に触れたりすることに魅力を感じている」と、海外での挑戦にやりがいを感じ、今後も続ける思いだ。

記事参照元:タイムスLite

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

1 × three =