安塚区と牧区 予約型コミュニティバス 2か月で700人越えの利用
使い勝手、乗り勝手がグッド!
決まったルートやダイヤがなく、利用者の予約で動くコミュニティバスの実証運行が、上越市の安塚区と牧区で2か月間行われた結果、利用者が700人を超えるなど一定の効果があったことが分かりました。市では来年以降も運行して通学や通勤など、新しい利用者も増やしたい考えです。
予約型コミュニティバスは、決まったルートやダイヤではなく利用者の予約に合わせて運行します。安塚区と牧区では今年の10月から11月までの2か月間試験的に運行され、利用人数は安塚区で339人、牧区で364人、あわせて703人でした。
予約型ということもあり、利用者の8割は1人での乗車でした。また、1日の平均では安塚区が8.5人、牧区が9.1人となっていて、特に安塚区ではルートや運行する曜日が決まっていた昨年度の3.5人より大幅に増えました。
こうした結果を受けて市では、来年以降も安塚区と牧区で予約型コミュニティバスの運行を続けます。予約型では、その状況に合わせてルートが変わり、乗り降りする停留所をつなぎます。利用する場合は電話またはインターネットでの予約が必要です。
料金と車両はいずれも今年度と同じく一律200円で、安塚区が9人乗り2台、牧区が14人乗り3台の予定です。市によりますと、今年度は通院などで午前中に利用する人が多かったということで、今後は通勤や通学などでも利用してもらえるように呼びかけることにしています。また、令和6年度以降はほかの地域にも広げたい考えで各区の状況を協議しながら進めていく計画です。市では、利用者へアンケートを取り運行内容を改善していくことにしています。
※ご覧の記事は、2022年12月28日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
記事参照元:上越妙高タウン情報