上教大図書館学習スペース 東京書籍と命名権協定 デジタル教科書体験も

 上越教育大(上越市山屋敷町、林泰成校長)は、東京書籍(本社・東京都北区)と附属図書館2階アクティブラーニングスペースのネーミングライツに関する協定を結んだ。「東京書籍Edu Studio(エデュスタジオ)」の愛称が決定し、2日に同施設で記念式典が行われた。

初のネーミングライツ導入で、愛称「東京書籍Edu Studio」に決定。施設内の柱などにロゴマークを表示

 同大が大学施設のネーミングライツを導入するのは今回が初めて。東京書籍が教育大に対してネーミングライツを取得するのは3例目となる。
アクティブラーニングスペースは令和2年にリニューアルした附属図書館の目玉施設で、声を出してのミーティングや、電子黒板などを用いた模擬授業ができるようにしている(現在は感染症対策のため声出し不可)。
ネーミングライツの期間は令和7年8月31日までの3年間で、施設内の柱などに愛称のロゴなどを掲示する他、東京書籍の提供により、同社のデジタル教科書が体験できるコーナーも設置している。
記念式典には同社の渡辺能理夫社長らが出席。渡辺社長は「大学生はデジタルネーティブ世代。(体験コーナーを)利用してもらい、〝デジタル教科書ネーティブ〟と呼ばれる先生になってもらいたい」とあいさつ。林学長は「教育大にふさわしい企業に応募していただいた。学生がデジタル教科書の最先端である東京書籍の教材を学べるのは幸いなこと」と語った。

指導用教材としてのデジタル教科書を体験できるコーナーを設置。動画などが組み込まれ、より多様な教育ができることを目指している

記事参照元:タイムスLite

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