「雪下野菜」 7日(土)からあるるん畑で販売開始!
雪の下で甘みを増したキャベツやニンジンなど「雪下野菜」の収穫が始まり、7日(土)から上越市のあるるん畑で販売されます。
上越市清里区の農事組合法人TONOファームです。6日(金)午前10時過ぎ、畑の積雪はおよそ50センチ。スタッフ4人が雪の下からニンジンを掘り起こしていました。
およそ3ヘクタールの畑ではニンジン、キャベツ、赤カブの3種類が「雪下野菜」として栽培されています。雪が降る前には収穫せず、2週間ほど雪の下に寝かせることで甘みの増した雪下野菜になります。
雪下野菜はJAえちご上越のあるるん畑などに出荷されます。
あるるん畑 亦野潤一 店長
「12月は雪が少なくて心配したが、雪国ならではの味覚を届けられて嬉しい」
TONOファームによりますと、2年ほど前から赤カブの種まきを遅らせるなど、雪下野菜の栽培方法を工夫してきました。今年はどの野菜も色づきが良く、ずっしり手ごたえのある出来だということです。
TONOファーム 小林和美さん
「野菜の葉の生え方が違う。時期をずらすだけで器量の良い野菜ができる。これからが冬本番。どのくらい降るか分からないが最高2メートル掘ったこともある。できる限り販売していきたい」
あるるん畑 亦野潤一 店長
「まだまだ雪下野菜の美味しさを知らない人もいるのであるるん畑で雪下野菜を買って頂いて、その美味しさを体感してほしい」
「雪下野菜」はあるるん畑で7日から販売されます。専用のシールが目印です。ニンジン、キャベツ、赤カブのほか、長ネギやブロッコリー、ハクサイなど様々な種類が並ぶということです。
記事参照元:上越妙高タウン情報