LNGタンカー佐渡沖で航行不能 直江津港に向かう途中

 21日午後11時50分ごろ、佐渡島沢崎鼻灯台から西に約40キロの海上で、オーストラリア船籍のLNGタンカー「ノースウエスト・ストームペトレル」(10万5010トン)のエンジンが停止したと、直江津海陸運送を通じて新潟海上保安部に通報があった。

航行不能となっているLNGタンカー(22日撮影、新潟海上保安部提供)

 同保安部によるとタンカーは21日午後9時ごろ、直江津港に向けて航行中にエンジンが停止。乗員が復旧作業を行っているが、22日午後3時時点で復旧のめどは立っていない。乗員30人にけがはないという。

同日午後1時49分からは、同保安部の巡視船「さど」が漂流を防ぐためにえい航中で、航空機や金沢、舞鶴海上保安部の巡視船による監視警戒も実施中だという。運航会社が手配したえい航船は、23日午後7時に現場到着予定。
港湾関係者によると、タンカーは19日に直江津港へ入港予定だったという。

記事参照元:タイムスLite

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