県産業廃棄物広域最終処分場 2候補地共に整備 柿崎区竹鼻と下中山 1地区目 令和13年度供用へ
県は上越地区での設置を予定している公共関与による産業廃棄物広域最終処分場について、柿崎区の竹鼻地内と下中山地内の2候補地を共に整備する方針を示した。6日に開かれた上越市議会厚生常任委員会で、市が3日開かれた県議会厚生環境常任委員会資料を基に報告した。
施設規模は竹鼻地区が敷地面積約28ヘクタール、埋立面積約6・7ヘクタール、下中山地区が敷地面積約24ヘクタール、埋立面積約7・2ヘクタール。埋立容量は共に約140万立方メートル。年間埋立量は約7・3~10万立方メートルで、対象となる産業、一般、災害などの廃棄物の埋立期間はそれぞれ約14~19年。
同資料によると、整備・運営主体は公益財団法人県環境保全事業団で、両地内に埋立地、浸出水処理施設などを備えた管理型最終処分場を整備する。
1地区目の供用開始は令和13年度を予定。県は、施設配置は今後変わる可能性があり、環境保全協定、地域振興策を具体化し同7年度以降の着工(道路工事)を目指すとしている。
記事参照元:タイムスLite