姫川港50周年記念 帆船「日本丸」を招致 8月に寄港し催し

 糸魚川市は8月4~9日、姫川港の開港50周年を記念して帆船「日本丸」(独立行政法人海技教育機構・派遣練習船)を招致する。停泊期間中は一般公開やライトアップなどの他、関連イベントを計画して準備を進める。功労者表彰や講演などの記念式典(会場・ヒスイ王国館)、祝賀会(同・ホテル国富アネックス)を6月2日に行う。

姫川港は昭和48年に開港。今年9月30日に50周年を迎える。「日本丸」の寄港は平成25年に実施した開港40周年記念事業以来10年ぶり。真っ白な帆を張り巡らせた優美な姿が〝太平洋の白鳥〟と称される国内最大級の帆船で、市民をはじめ県内外から大勢の見物客を集めた。

今年8月に姫川港開港50周年記念事業で再び帆船「日本丸」を招致する。40周年記念で寄港した際の様子(平成25年8月3日)

◇関係機関で実行委組織 記念事業実施へ
今年の記念事業の実施に向けて港湾関係機関、団体などで実行委員会を組織し、18日に市役所内で会合を開いた。委員長は米田徹市長(同港整備促進同盟会、同港リサイクルポート推進協議会会長)、副委員長は萩原丈士・デンカ執行役員青海工場長(同港利用者協議会会長、同港整備促進同盟会副会長)と菅原知之・明星セメント常務取締役糸魚川工場長(同港利用者協議会副会長)、監事は新井一郎・県糸魚川地域振興局長(同港管理者)と髙瀬吉洋・糸魚川商工会議所会頭(塩の道経済懇談会)が選任された。

米田市長は「姫川港は当市の産業、地域経済を支える重要なインフラ。記念事業を明るい区切りとし、関係者、市民、他へアピールしたい」と話した。
今後、実行委幹事会で各事業計画の詳細を検討、調整していく。事務局は市商工観光課内に置く。事業費予算額は1115万円。

姫川港関係機関と団体で開港50周年記念事業実行委員会を組織し計画案を協議した

記事参照元:タイムスLite

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