連休中に直江津港で海の事故相次ぐ ミニボートの使い方など注意

この連休中、直江津港でボートの転覆など海の事故が相次ぎました。

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写真提供は全て上越海上保安署

上越海上保安署によりますと、3日(水)の午前、上越市の直江津港で、釣りをしていたボートが転覆する事故が2件発生しました。そのうち1件は、三条市と長野県の男女3人がプレジャーボートで釣りをしていたところ、波を受けて転覆したものです。

3人は救命胴衣を着用していて、自力でボートを返して船上にあがりましたが、エンジンがかからず救助を要請しました。その後、持っていた笛を使って助けを呼んだところ、近くを通りかかった船が気付きボートをえい航しました。

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そのおよそ1時間後、この事故に対応していた「巡視艇たつぎり」が、転覆している別のミニボートを発見。近くにいた別のボートにしがみついていた長野県の男性を救助しました。

2件とも、けが人はいませんでした。

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この日の海上の天候は晴れで、風速は5メートルから6メートルでした。海上保安署では、強風や波が高いときは出航しない、ミニボートを使うときは必ず救命胴衣を着用する、荷物はできるだけ少なくするよう呼びかけています。

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また4日(木)の午後7時まえ、直江津港の東ふ頭で酒を飲みながら釣りをしていた長野県の70代男性が、岸壁から2メートルほど下の海に落ちました。転落に気付いた知人の男性が海に飛び込み、すぐに男性を確保しました。

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その様子を見ていた別の男性が、近くにあったアルミ製のハシゴを差し出し、2人はハシゴを使って岸に戻ったということです。2人にけがはありませんでした。

現場は、関係者以外立ち入り禁止の区域でした。上越海上保安署では「立入禁止の場所には危険がある。絶対に入らないように」と呼びかけています。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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