関根学園4強あと一歩 地元で奮戦も北越に惜敗 県高校総体バスケ男子
上越地域で行われている県高校総体バスケットボール男子で1日、関根学園は昨年に続きベスト8に入ったが、準々決勝で第2シードの北越に61―65で競り負けた。昨秋のウインターカップ県予選に続くベスト4入りは一歩及ばなかった。
4回戦で新津に快勝し、1月のBSN杯大会準優勝で第2シードの北越と対戦。一進一退の展開となり、最終第4クオーター残り約1分30秒で58―58の同点。そこからなかなか得点が伸びず、逆にフリースローなどでリードを広げられた。
惜しくも敗れたが、メンバーは力を出し切ったすがすがしさを漂わせた。高原瑛祐主将(3年)は「1カ月前の地区大会で粘れずに負けて(2位)、この1カ月の練習で修正してきた。どんな展開でも攻守に粘り強くできたのが良かった。相手が上手だった」と潔く話した。最後残り数秒で意地の3点シュートを決めた白崎要汰副主将(3年)は「終了のブザーが鳴るまでやりきることを、ずっとやってきた。練習してきたことを試合で出せた」と胸を張って話した。
品田智之コーチは「相手の対策を我慢強く徹底できたが、最後は欲が出てしまったかな」と振り返り、上越地域の中学出身者の部員が地元会場で奮闘し、「離されても粘って追い付いて、成果を出せた。選手たちはよく頑張った」とねぎらった。
高田はベスト16に勝ち上がり、4回戦で第1シードの開志国際に敗れ、ベスト16。
◇サッカー男子上越 準決敗退
サッカー男子は新発田市五十公野公園陸上競技場で準決勝が行われ、ベスト4に進出していた上越は開志学園JSC高等部に1―2と敗れ、初の決勝進出は成らなかった。
記事参照元:上越タイムス電子版