能登半島地震で被災 温浴施設くるみ家族園 営業再開

能登半島地震で被災し、営業を休止していた上越市東中島の温浴施設「上越リゾートセンターくるみ家族園」は復旧工事が終わり、16日（土）から営業を再開することになりました。

「上越リゾートセンターくるみ家族園」は能登半島地震の影響で、施設の周辺が10センチほど地盤沈下し、駐車場がへこみました。また、施設の地下にある機械室の配管が押しつぶされるなどの被害がありました。

このため1月3日から営業を休止していました。

復旧工事は15日までに、駐車場の一部と冷房設備を除いて終わったため、16日から営業を2か月半ぶりに再開します。15日は施設のスタッフが、館内を隅々まで清掃しました。

上越リゾートセンターくるみ家族園 宮下祐子さん
「（これまで）地震による被害はなかったので、今回はひどいと思った。今まで以上に利用してもらい、気持ち良く過ごしてもらいたい」

「上越リゾートセンターくるみ家族園」は16日（土）午前9時から営業します。入浴できるのは午前10時からで、午前10時30分からは再開に合わせて無料の豚汁が数量限定で振舞われます。

なお、施設に併設されている「くるみ園接骨院」は地震のあとも設備などに問題はなかったため、通常通り営業しています。